『ダメージを軽減』とは?

結論:
書き分けろやぁぁぁ!!!

はじめに

「ダメージを軽減」とは、一体何を指すのかについて。
え?ダメージを軽減させるんじゃないの?と思った方もいるでしょう。
「ダメージを軽減」とあるもの、
特にリアクションについては同じ文言でも全く異なる効果のことが多々あります。
このゲームの文章はそんなに素直に読んではいけないのです。

それでは難解なタガタメ語の解読に入りましょう。

割合軽減リアクション

元のダメージに対して一定の割合で減る
とても素直でわかりやすい。
他のダメージ計算処理が終わった後に計算されるので、
予測ダメージ×(1-軽減割合)=実ダメージ
とだいたい綺麗に数値が出る。※1

敵の能力や元々の防御力に関係なく問答無用で割合計算が入るので、
5000ダメージに対しても5万ダメージに対しても同様の効果が期待できる。

ペインコントロールの軽減率は50%
16489×0.5=8244.5

物防や魔防、各種補正や区分耐性などと一切関係ない効果。
通常の防御要素を寄せ付けない定数ダメージ(数値固定スキル、ダメージに対しての割合反撃リアクション、HP割合ダメージなど)に対しても有効。

※1 実際には予測に乱数が入るので微妙にずれることも。
また、連撃やクリティカルはまた別のお話。

割合軽減タイプのリアクションの例

物魔両方

  • コンポジットアーマー
    軽減率20% 発動率低
  • リアクティブアーマー
    軽減率40% 発動率低
  • アルベルのリアクティブアーマー
    軽減率50% 発動率中
  • 土大精の策謀
    軽減率50% 発動率高

物理

  • ペインコントロール
    軽減率50% 発動率高
  • ペインプロテクション
    軽減率60% 発動率高

魔法

  • 魔法結界
    軽減率60% 発動率高
  • マジックヴェール
    軽減率80% 確定発動

区分反応

  • 天蓋・ロスヴァイセ
    軽減率40% 発動率超高
    刺突&ジャンプ
  • 『屠撃』スパイラル
    軽減率60% 発動率超高
    魔法&射撃

防御値増加リアクション

攻撃を受けるその一瞬だけ、
瞬間的に物防魔防の値が増加するリアクション。
最終ダメージに直接影響する割合軽減とは全く関係のない、効果が似ていない別物

右の二人は物防0
ヴェテルの物防は1000
物防で1000ダメージ減っていたのがGUARD時は1500減っている
聖騎士の構え+2の効果は防御値50%増加だとわかる

あくまでもダメージ計算に割り込みで防御値が増えているだけなので、
元の物防、魔防の値や敵の火力が大きく影響し、
防御無視攻撃や定数ダメージは素通り

GUARD表示が出てもダメージが減っていない

結果、「ダメージを軽減」でダメージが軽減されない場合がある。

タガタメは物防魔防の影響が非常に小さく計算されるゲーム
故に防御値増加タイプはほとんどの場合で割合軽減タイプの劣化品であり、装備する価値が薄い。

真価を発揮するのは防御値バフを持っている場合。
マップで受ける瞬間の物防魔防を参照し、そこから防御値を引き上げる。
つまり、物防魔防のバフとは乗算の関係になり、元の値が大きければ大きいほど効果は高くなる。

訓練兵の物防は0
ヴェテルはクロエ念装のバフを使い、物防1000の100%アップで2000
物防で2000ダメージ減っていたのがGUARD時は3000ダメージ減っている
防御値バフと乗算なのがわかる

この防御値GUARD最強の使い手がクロエ。
聖騎士の構え+3が上方修正によって150%上昇に変更された。
物防バフやLSを合わせると、物防10000以上で受けることも容易になった。
つまり本気のクロエがGUARDを発動すると、「火力1万以下の物理攻撃は全て1ダメージ」というのも不可能ではなくなった。
しかし…

26330-15851=10479
GUARD発動でダメージが10479減ったことに
これがペインコントロールなら13165減っている

物防で受けられる範囲を超えた火力や定数ダメージの存在を考えると、クロエの物防をもってしても割合軽減の方が強いとラッカは考える。

防御値増加リアクションの例

  • 聖騎士の構え+1、2、3
  • リフレクション
  • イスカンダルの盾
  • マジックバリア
  • その他弱いなーと感じたGUARDリアクション大体全部

フレイズ

ガードリアクション最大の問題児。
元々はただの聖騎士の構え+2だったが、マスターアビリティによって割合軽減タイプに変更され、テーレに並ぶ最強クラスのGUARDを得た。

ん…?「効果をダメージを軽減に変更」…?
聖騎士の構え+2は元々が「ダメージを軽減」ではなかったのか…?

真ん中はフレイズのリアクション
下はヴェテルのリアクション

あれ…?効果が変更されたのに文言が同じ…?

前述の2項目ついて理解していれば
「ダメージを軽減」(防御値増加タイプ)から
「ダメージを軽減」(割合軽減タイプ)に変更だと読み取れるかもしれないが、
ゲーム内の文言をだけを読むと
マスターアビリティによって
「ダメージを軽減」から
「ダメージを軽減」に変更され
「ダメージを軽減する聖騎士の構え+2」が
より強力な「ダメージを軽減する聖騎士の構え+2」になったということになる。

何を言ってるのかさっぱりだが実際にそう書いてあるので仕方ない。
マスターアビリティによるスキル強化表示があったりなかったりすること、
「強化」という文言からして割合軽減が上位互換だとわかっていそうなこと、
効果が全く違うものを全く同じ文章で表現していることなど、
タガタメの様々な問題が垣間見えるキャラ。

割合軽減と防御値増加の見分け方について

ねぇよそんなもん。
実際に殴られてみよう。

その他

リアクションよりは数段わかりやすいが、「ダメージを軽減」表記のある他のものについて。

正面からの

正面からのダメージ軽減、というも表記のもの。
スピカの念装武具やヴェテルのスキルの効果。
この効果は(何故か正面耐性というものが存在しないので)

単体耐性+範囲耐性ー背面耐性ー側面耐性

という処理になっている。
スピカのような常時発動型なら問題なかったが、
ヴェテルの場合は自分にバフとデバフの両方を付与している。

バフ無効状態やバフ解除を食らうと
正面からのダメージ軽減」スキルで
正面からのダメージは変わらず側面と背面からのダメージが増える」。

シールド

回数、ターン、一定値など特定の条件に従って軽減分のダメージを差っ引くもの。
世にも珍しい「予測0ダメージ」を見ることも出来る。

割合

シールドに設定された割合に従ってダメージを減らす。
5000ダメージに対して50%シールドで2500ダメージになる。

固定値

シールドに設定された数値に従ってダメージを減らす。外付けHP。
5000ダメージに対して1000ダメージシールドで4000ダメージ。
5000ダメージに対して10000ダメージシールドで0ダメージ、残り5000。

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